Vol.2 『コンドミニアムな生活』
  2001年9月25~30日

ハレカイオキヘイ
「Hale Kai O Kihei」
少人数の快適コンドミニアム。
マウイのキヘイではコンドミニアム
「ハレカイオキヘイ」にステイしている。
全室オーシャンビューの46室ほどのミニマムコンドだ。
目の前にはよく手入れされた芝生が広がっていて、ビーチ沿いにはもの凄く高いヤシの木が生い茂ってる。
夕日を見るには最高のセッテシング。

部屋には冷房がない。最初にチェックインした際に冷房がないことに気づき、
あわてて問い合わせしたところ
 「ええ、ないですよー」
との明るい返事。
 「大丈夫かなぁ?」
日本でエアコンまみれで生活していた体にとっては、なんだか不安にかられたけれど
その日はしょうがなくそのまま寝た。

朝、目が覚めて最初に聞こえたのは波の音。
そんでもって部屋中をさわやかな風が舞ってる。
 「気持ちいい~」
ベッドルームからキッチンを抜けてリビングルームにいくと
ラナイから真っ青な青空にヤシの木が揺れてる。風が心地よい。
そう「風」だ。マウイは風が気持ちよい。

キヘイの部屋
部屋からの風景。波の音と
風がはいってくる。

しばらくたつと、日常のいろんな場面で
風を感じてるのに気づく。
トレードウィンドの影響かどうかわからないけど、
1日中心地よい風が吹いている。
現地の人に聞くと、1年中こんなもんらしい。
世界中からウィンドサーファーが
集まってくるのも納得。

思えば日本では風を感じることが少ない。
どちらかといえば建物自体、風をシャットアウトするように出来ている。
自然環境の違いもあるだろうが、風を感じる暇も余裕もないのが現実じゃないのかな?
マウイは常夏の世界に浮かぶ「風の島」だ。
「風の島」にはエアコンは無用。
ということで2週間たった今、2人共エアコンの世界とは縁が切れている。

ランドリールーム
ランドリールーム。日本から洗剤持参!
やっぱこれじゃなきゃね。



コンドミニアムはホテルと違って、洗濯も掃除もしないとだめだけれど、その分生活用品は全部そろっているので、なんというか…。
「夏休みに親戚の家に遊びに来てるのに親戚はいない」状態に似てる。
口うるさいおじさんも気を使うおばさんもいない。
当然走り回る子供もいない。
どんなにダラダラしてもOK!
好きな時に料理作って食事して、チップス食べながらTV見て馬鹿笑いしてもよし、好きな時に寝てもよし。
ただし人ん家だからねっ。
いつかは返すんだかんねっ。という感じ。

しかし2週間もたった今となっては、ほとんど自分の家と化している。
最近では、部屋に飾ってある絵さえも自分でかけた気がしてきてる。あぶない…。

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