Vol.6 『ハイクに引越し』 2001年10月18日 あっという間に引越しだ。 ミニバンに全財産を乗っけてキヘイからハイクへ…。 しかし、全財産がミニバンに乗ってしまうというのもどういうものか?! ハイクはホキーパの先にある緑の濃い「マウイのウブドの入り口」といった感じの場所。 自称亜熱帯植物マニアとしては楽しみな所であった。…が、しかし、マウイ滞在してまもなく、 50年ぶりの“デング蚊”が発生!
さされてから5日後に高熱がでるとかで 島中大騒ぎだ。 次々と患者が出て、 とうとうハイクでも出たらしい。 今や我々にとっては“タリバン”より “デング”である。 うーん…。まぁ、刺されるときは刺されるでしょう。 防ぎようないものだしね。 蚊取り線香や虫よけスプレーを山程買って、 いざ出発!! ハイクに近づくにつれ空気が変わっていく。 キヘイの乾燥した海辺のリゾートから、一変して緑の世界へ。 そろそろハイクにさしかかった途端、思わず「オーッ!」っと声が出た。 虹だ!! こんな大きな虹今まで見たことない! 端から端までカメラで3回に分けないと入らないくらい大きな虹。 なんでも、ハワイ州は別名「レインボーステイト(虹の州)」って呼ばれているらしい。 そういえば、車のナンバープレートだってお店の看板だって、虹の絵が描いてある。 それくらい虹が多いんだろうけど、こんな大きい虹を見たのは生まれて初めてだ。 ウェルカムレインボーに迎えられてハイクの町に入る。
新しい家はその名も「パイナップルコテージ」。 道路から脇道にはいって、コテージにたどり着くまでの専用道路がゆうに1kmはある。 窓にカーテンはない。…というかいらない。 だって見渡す限り、周囲に景色をさえぎる建物がないんだから。 BGMは朝は馬の鳴き声、夜はゲッコウの鳴き声のみ。静かなものだ。 タバコを買いに行くのに15分。その間信号なし。 近くにはサーファーとヒッピーがたくさん住んでいるお気に入りのパイアの町がある。 また、シーンが変わってきた。 楽しくなりそうだ。
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