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KAUAI AIR![]() ハワイ諸島最古の島であるカウアイ島。 幾多の映画のロケにも使われている大自然。 この別名「ガーデンアイランド」は、実に、起伏に富んだ地形であり、 この島の魅力を、平面的視野で感じとるのは難しい。 ここはやはり、“IN GOD'S EYES”で眺めるのが正しいのではなかろうか?
“カウアイ島を空から眺める”。 これがどんな風景を意味するのか? 言葉で伝えるのは難しい。 数億年前、海底火山の影響で隆起したこの島は、 気の遠くなるほどの時間をかけて、現在の姿となっている。 平面の世界では、そのスケールを感じ取ることが困難だ。 この地の田舎さ加減は、“オールド・ハワイ”の魅力を多分に残しているし、 空気の密度も、他のハワイ諸島より濃く感じる。 しかし、カウアイ島の本来の魅力は、やはりその自然の美しさだ。 人の姿が目に入らないほど、高い目線でこの島を眺める時、 その「神様の創った箱庭」は、初めて姿を現すのだ。
空に昇った瞬間から、思わず声が出そうになる。 陸路ではアクセス不可能な場所に、ヘリコプターはどんどん入っていく。 山々、ジャングル、断崖絶壁、滝・・・・ まるでハリウッド映画さながらの景色が広がる。 自分がもし映画監督で、ジャングルを使ってロケをしたいのであれば、 迷うことなくカウアイ島を使うだろう。ここには、ジャングル物に必要なものがすべて揃っている。 セットでこれらのジャングルを作れと言われても、土台無理な話だ。 そう考えたら、ハリウッドのお金や技術を持ってしても、”絵図ら”として、 到底及ばない本物の大自然が、そのまま残っているカウアイ島は本当に凄いと思う。 圧巻は「ワイアレアレ山」のクレーターの中だ。 “世界で最も湿度の高い場所”といわれるこの場所は、山の谷間にも隙間なく緑があふれ、 ことのほか美しい。特に、山の頂きから、幾筋もの滝が流れ落ちていく様は、 完全に言葉を失う。この島を覆い尽くす緑にとって、枯れる事のない命の水源だ。 陸路では辿り着けない「ナパリ・コースト」 も一望できるし、 「ワイメア渓谷」 も 「ワイルアの滝」 も、断然空から観た方が楽しい!
およそ1時間のヘリコプター・ツアーを終える頃には、 あなたのカウアイ島を見る目は変わるだろう。 神様のガーデニングの腕はなかなか凄い。 ヘリコプターでカウアイ島を観て廻るというのは、ようするに、 「巨大でダイナミックな植物園を、歩かず、“空中散歩”で観て廻る!」ようなものである。 何億年もの時間を費やして創られた「神様の箱庭(ガーデンアイランド)」を、 “IN GOD EYES”で眺める…。 果たして、こんな贅沢が他にあるだろうか? ![]() |