KAUAI AIR


ハワイ諸島最古の島であるカウアイ島。
幾多の映画のロケにも使われている大自然。
この別名「ガーデンアイランド」は、実に、起伏に富んだ地形であり、
この島の魅力を、平面的視野で感じとるのは難しい。

ここはやはり、“IN GOD'S EYES”で眺めるのが正しいのではなかろうか?

「Helicopter at KAUAI」
チラシ
ヘリコプター・ツアー。

ヘリコプターツアー。
基本的にどのツアー会社も内容は一緒。
ただし注意点が4つある。

 1) 必ず前列の席に座ること!
   (予約時点で確認するのが大事)
 2) 緑の濃い季節にすること。
 3) 午前中の方がキレイ。
 4) 写真なんぞは撮らないこと。
   (そんなもんはヘリの会社で買える。
   観ることに専念した方が良い。
   ということで今回の写真は全部
   そこで購入したもんです。)

もちろん晴れてる方が良いのは言うまでもない。


“カウアイ島を空から眺める”

これがどんな風景を意味するのか? 言葉で伝えるのは難しい。
数億年前、海底火山の影響で隆起したこの島は、
気の遠くなるほどの時間をかけて、現在の姿となっている。

平面の世界では、そのスケールを感じ取ることが困難だ。
この地の田舎さ加減は、“オールド・ハワイ”の魅力を多分に残しているし、
空気の密度も、他のハワイ諸島より濃く感じる。

しかし、カウアイ島の本来の魅力は、やはりその自然の美しさだ。
人の姿が目に入らないほど、高い目線でこの島を眺める時、
その「神様の創った箱庭」は、初めて姿を現すのだ。

JURASSIC PARK FALLS
その名も「JURASSIC PARK FALLS」という。
映画ジュラシック・パークで使われた。

WAIMEA CANYON
「ワイメア渓谷」
ワイメアとは“赤い川”という意味。
雨が降ると赤い土が流れて川のように見える
ことからそう呼ばれるようになったという。


KALALAU VALLEY
   緑に覆われた断崖絶壁。
AWAAWAPUHI VALLEY
   「AWAAWAPUHI VALLEY」


空に昇った瞬間から、思わず声が出そうになる。
陸路ではアクセス不可能な場所に、ヘリコプターはどんどん入っていく。
山々、ジャングル、断崖絶壁、滝・・・・ まるでハリウッド映画さながらの景色が広がる。

自分がもし映画監督で、ジャングルを使ってロケをしたいのであれば、
迷うことなくカウアイ島を使うだろう。ここには、ジャングル物に必要なものがすべて揃っている。
セットでこれらのジャングルを作れと言われても、土台無理な話だ。
そう考えたら、ハリウッドのお金や技術を持ってしても、”絵図ら”として、
到底及ばない本物の大自然が、そのまま残っているカウアイ島は本当に凄いと思う。

圧巻は「ワイアレアレ山」のクレーターの中だ。
“世界で最も湿度の高い場所”といわれるこの場所は、山の谷間にも隙間なく緑があふれ、
ことのほか美しい。特に、山の頂きから、幾筋もの滝が流れ落ちていく様は、
完全に言葉を失う。この島を覆い尽くす緑にとって、枯れる事のない命の水源だ。

陸路では辿り着けない「ナパリ・コースト」 も一望できるし、
「ワイメア渓谷」「ワイルアの滝」 も、断然空から観た方が楽しい!

ハナレイ・ベイ
「ハナレイ・ベイ」
NA PALI COASTLINE
「ナ・パリ・コースト」
この絶景を眺めるには空or海から。


HONOPU VALLEY
「HONOPU VALLEY」
WAILUA FALLS
「ワイルアの滝」。

およそ1時間のヘリコプター・ツアーを終える頃には、
あなたのカウアイ島を見る目は変わるだろう。
神様のガーデニングの腕はなかなか凄い。

ヘリコプターでカウアイ島を観て廻るというのは、ようするに、
「巨大でダイナミックな植物園を、歩かず、“空中散歩”で観て廻る!」ようなものである。

何億年もの時間を費やして創られた「神様の箱庭(ガーデンアイランド)」を、
“IN GOD EYES”で眺める…。
果たして、こんな贅沢が他にあるだろうか?

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