Vol.43 『ALOHA WEDDING』
  2002年7月3日

楽しかったカウアイ島を後にして、再びマウイ島に戻ってきた。
久しぶりのマウイ島は、前回とうって変わって波が無い。
おかげで、「今後の旅計画」を立てることが出来た。

ちなみに、この後は中南米に行く予定。
カボサン・ルーカス 〜 コスタリカ 〜 バハマ 〜 ジャマイカ あたりを動いてみようと思っている。
ということで、どなたかその辺りの情報をご存知の方、是非教えて下さい。
特にサーフィン情報切に求む!

さて、今回マウイ島に戻ってきたのは、他でもない。
友達のAYA&TAKAの結婚式に参加する為である。
考えてみれば、旅の途中に知り合った友達の結婚式に出るというのも不思議なものだ。
“人が動く”ということは、新しい人と知り合うということで、これがあるから面白い。

もともと今の友達も、振り返れば初めは赤の他人。
高校の時たまたま同じクラスだったとか、部活で知り合ったとか…。
ということは、これから知り合って一生付き合っていけば、それは“親友”に変わっていく
わけで、本当に日々の出会いというものは楽しいものだ。

彼らの挙式はマアラエアで行われるとのこと。
現在我々が滞在しているところからは、歩いて行ける場所だ。
マアラエア
MAALAEA。
マアラエア
ある日の夕方のfun wave ! !

マアラエアは、別名「The fastest wave in the world. (世界最速の波)」と言われている。
“世界最速”とは、一体誰が何と比べて測ったのかは定かでないが、確かに速い!
挙式が行われる会場の目の前がポイントだった為、波が良かった場合、
招待客(勿論、サーファー多し!)が耐え切れず海に入るのでは??
と、若干の不安を残しつつ、その日は訪れた。

挙式当日は晴れ。2人もこの日ばかりは、波が無かったことを感謝したことであろう。
波が良かったら、皆挙動不審で落ち着かなかったに違いない(笑)。
午後4時から始まった結婚式。
日本から参加した御両家の皆様、親族の方々や友人、そしてマウイ在住の人々が集まり、
それらの人々が見守る中、式は厳かに始まった。

AYA&TAKU
AYA&TAKA。
結婚おめでとう!!
式
式の模様。

牧師さんのもと、誓いの言葉を述べる2人。
晴れて夫婦となった瞬間だ。AYAのキレイだったこと! TAKAもカッコよかったよ!
本当におめでとう。末永くお幸せに…。

ハワイの結婚式はオープン・エアーで、気持ちいい。
随分前から日本人相手のブライダルが盛んなところをみると、さぞかし、大勢の人が
この地で結婚式を挙げているのだろう。
確かに、このアロハな空間での結婚式というのはロマンチックなものだし、
日本から大挙して訪れて、パッと遊んで日本に帰るのもいいかもしれない。

でも彼らの場合は、マウイに住んでいるので、少し勝手が違う。
なんというか… より落ち着いたいい空気なのだ。
挙式後のパーティでのTAKAの英語のスピーチもよかった。
「初めてマウイに来た5年前は、自分は誰も知り合いがいなかった。
 でも、今はこんなにたくさんの人々が今日来てくれている・・・・・・。」

フラダンス
友人によるフラダンス。
斉田・岡家
斉田ファミリーと岡夫婦。

彼らの結婚式には現地の友人・知人がずらり。
勿論、マウイ在住の日本人も大勢集まっていて、それは奇しくも、
“マウイ日本人会”の様を呈していて面白かった。

我々もしばらくこの地に滞在している間に、知り合いも随分増えた。
みんなマウイが大好きで移り住んでいる人々。
「この後は、どこに行くの?」と聞かれて、
「まずカボサン・ルーカスに行って、年内はたぶん中南米&カリブかなぁ…。」と答えると、
皆一様に、「いいなぁ〜俺も(私も)海外に行きたいよ〜。」と言う。

そう、この地は彼らにとって現実なのである。
海外のいろんな場所に行ってマウイに辿り着いた人や、始めからマウイにはまった人とか、
理由は様々だけれど、皆、ある意味で、“ハワイに住む”という1つの夢を実現している。
それなりの困難はあっただろうが、夢をリアルに変えた人達であることは間違いない。
『ALOHAな空間に住む』。・・・・いいよね。

マウイに住んでいる日本人は、皆やさしい。
斉田夫婦、ジュリさん、オガちゃん、まさ子さん、けいこさん、ハチくん、マコやん… etc。
夫婦や家族もみんな仲が良くみえるのは、ゆったりとした時間の流れのせいか?
はたまた“ALOHAマジック”のせいか…?

『ALOHA』 という言葉が私は好きだ。
世界中に挨拶の言葉は無数にあれど、「こんにちは」等の挨拶の意味の他に、
「I LOVE YOU」の意味も含まれている言葉はそうないはずだ。
日本語にもそういう言葉があればいいのにと思う。

次に又、マウイの人々に会うのが楽しみだ。
皆さん、本当にお世話になりました。
それでは、我々は“海外(?)”に旅立ちたいと思います。
また会える時まで、SO LONG !

PREV  NEXT

BACK