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Vol.113 『Gallery Villas』
 2003年9月16日

バリ島でどこに泊まるか?それはなかなか難しい。
選択肢が多すぎるのだ。

安宿ロスメン生活もそれぞれ面白いし、超高級リゾートホテルも捨てがたい。
ヨーロッパ人が最初に来たせいか?、エキゾチックなバリ式建築を取り入れた、
スタイルのある宿も多い。そういった意味では、バリ島の建築レベルはかなり高い
ほうだと思う。

バリ島の宿には“最低”と“最高”が共存しているが、“最低”のレベルの
宿でも、水シャワーさえ我慢出来れば、結構いい感じで過ごせる。
山の中はともかく、普通の村なら外で寝ても死なないという気候は凄いものだ。
人に優しい島である。

しかし、高級ホテルや安宿もいいけれど、所詮、仮の宿感覚である。
何度もこの島を訪れて好きになると、どうしても“家”に住みたくなってくるものだ。

よりプライベートな感覚で快適にゆったりとした時を過ごす…。
本当の意味で、バリ島に住む感覚”を味わいたいという人の為に、
この度、アート・ギャラリー&プライベート・ゲストハウスを始めました。
その名も、「Galley Villas <Pantaikarang>」 !!
(ギャラリー・ヴィラス <パンタイカラン>と読む)

場所はバリ島SANUR(サヌール)

サヌールは、外国人が最初に住み始めた場所だ。
その昔、未知なる島を求めてこの島にたどり着いた外国人達にとって、
バリ島は一体どんな島だったのか?

亜熱帯の気候と豊富な緑。美しい海と「神様」を信じて暮らすやさしい人々。
独特の文化と習慣は、異国情緒の香りも高く、西洋文化圏から登場した彼らには
いわゆるひとつの“パラダイス”だったに違いない。

バリ島で初のビーチ・リゾートとして、その名が海外に知れるようになっても、
サヌールは、まだまだ一部の“知る人ぞ知る”といったコアな場所であった。
当時の『タンジュン・サリ・ホテル』を中心に集まった人々の顔ぶれは、
ミック・ジャガーを初め数多くのアーティストやミュージシャンを、この地に引き寄せた。
古き良きCoolな時代である。

彼らの中には、バリ島が気に入って、家や別荘を建てるものも出てきた。
地元民を尊重し気を使って、いい距離感で付き合っていった彼らのおかげで、
村と「リゾート」の絶妙なバランスが生まれた。以来、サヌールの中には、
外国人の為の高級住宅地が出来上がっていく。

その後、クタやレギャンやスミニャック、ヌサドゥア、ウブドゥ、ジンバラン… と、
恐ろしい勢いで観光化が進み、今や世界有数の観光地となったこの島の中で、
サヌールが、次第に「観光の波」から逃れられたのは、ラッキーだったと思う。
私自身は、落ち着いた村の感じが気に入っている。

現在のサヌールには、ヨーロピアンの落ち着いた高級住宅地が多く、
店やレストランも程良くある。(イタリアンの店『Da Massimo』のパスタは絶品!)
クタやスミニャックの喧騒からは離れているし、ウブドゥにも近い。
ほとよく便利で、静かに村の中で暮らしたいという人にお薦めだ。

そんなサヌール村の真ん中に、
「Galley Villas <Pantaikarang>は存在している。

エントランス
<Pantaikarang (パンタイカラン)>
Pantaiとはインドネシア語で“ビーチ”、
Karangは“珊瑚”の意味。
つまり“珊瑚海岸”という意味で、
家の前の通りの名前だ。

家からビーチまでは、徒歩約200m。
朝方ビーチ沿いのワルンで、
「バリ・コピ」でも飲みながら、
サンライズを眺めたり、
夕方、海岸通りを散歩するのも気持ちがいい。

この海岸通りを散歩道にしたのは偉いと思う。
ビーチ沿いに道路が無いので、バイクや車の音も聞こえない。
ホテルオンリーで隔離されていることもなく、地元民と共存している通りだ。
散歩道のブロックが適度にボロイあたりが、また素朴でなかなかよろしい。


ガゼボ

プールサイドにあるGAZEBO(藁葺小屋)。
ここで昼寝したり、マッサージに溶けるのもいい。
プール
POOL

リビング
Living room。


 リビングにはTV(衛星放送付)、
 ビデオ、CDプレイヤーがあり、
 かなり快適な空間だ。
 目の前にはプールがあり、
 夜はライトアップされて綺麗。
キッチン
Kitchen
PC,FAX完備のオフィス
Office

キッチンには調理器具やグラス等、必要最低限度のものは揃っている。
浄水器も付いているので、水もそのまま使って平気。
近所にスーパー・マーケットがあるので、そこで好きなものを購入して自炊も可能。
ちなみに、「朝食」と「フルーツ」はサービスで付いている。

リビングの奥には簡単なオフィスがあるので、ちょっとしたデスクワークはこちらでどうぞ。
(本棚にある本やビデオは、滞在中、ゲストの方は御自由にお使い下さい。)

敷地内にはヴィラ2つ。どちらも大きめのダブルベッドとバスタブ付。
エアコンも完備なので気持ちよく過ごせる。
各部屋にはそれぞれ絵がギャラリーのごとく飾ってあるので、滞在者は、
自分の部屋の絵として、ゆっくりと
ベッドルーム
Bed room
楽しめるようになっている。

母屋にあるメイン・ベッドルーム。
この部屋に飾ってある絵の
コンセプトは『Endless summer』
旅の間、“波乗り”を通して
目にした様々なシーン…。
その中で印象に残ったもの、
そこから感じた世界を
表現した作品が並べられている。




洗面台は2つ。
奥にシャワー&トイレがある。
オープンエアのお風呂
バスタブは外。

離れのベッド・ルーム・ヴィラのコンセプトは、『BALI』
ここには、今回滞在中に感じたバリ島のイメージを絵にしたものが飾ってある。

中庭から見たヴィラ
離れのヴィラの外観。


ベッドルーム

Bed room



バスルーム

Bathroom
パウダールーム
Powder room

働くスタッフは、メイドの女の子達2人、庭や家の整備の男の子2人、
夜のセキュリティーの男性1人、トータル・コーディネーターの男性1人の計6人。
それぞれのスタッフは皆気が良く、我々とは、ほとんど家族のような付き合いである。
スタッフ
左からブラッキー、ヨギ、カデ、コマン、ジュン、マデ

ヨギ
Yogi(ヨギ)
中でも、この家のトータル・コーディネーターの
YOGIは長年の親友。
家族ぐるみのつきあいで最高な奴だ。
英語堪能、日本語も喋れるので安心だし、
バリ島のことならなんでもお任せ!
気軽に相談に乗ってくれる。

「サーフ・ポイントの紹介」は勿論のこと、
“正装してお祭りに行きたい!”
“ブンクス食べたい” “朝市に行きたい!”
などと、普通のツアーでは考えられない、
ローカルならではの情報も多し。ようするに
我々がバリ島にいる間に普段、動く範囲で
やってることなら、彼はなんでも知っている。
ウルトラ信頼できる人物なのだ。

そして、この Gallery Villas に飾ってある絵はすべてLargo氏の作品。
旅の間のインスピレーションを、今回、初めて形にしてみました。
日常的な生活空間の中で、楽しんで眺めてみてもらいたいと思う。

Gallery Villas Pantaikarang


ギャラリーヴィラス パンタイカラン *部屋のタイプ=1bed roomのヴィラコテージ2棟。
          リビング&オフィス&キッチン。
          プライベート・プール付。
*宿泊人数=最大4名まで(子供は要相談)。
*宿泊費 = $200 (3〜4名) / $150 (1〜2名)
      【税金、サービス料込み】
*各部屋、バスタブ、エアコン、ホットシャワー完備。
*キッチン用品完備、浄水器付き。
*朝食付き
*フルーツ・サービスあり。
*TV(衛星放送付き)、ビデオデッキ、CDプレイヤーあり。
*車(運転手付き)、又はレンタカーの手配あり <有料>。
*携帯電話の貸し出しあり。
*空港送迎サービスあり。

アットホームで安全な場所なので、
基本的に友達同士の宿泊に限ります。
プライベート重視の為、1人でお泊り
の場合でも、その方の貸切となり、
他のゲストは入れません。
尚、誠に勝手ながら、オーナー在住の時は、泊まれませんので
ご了承下さい。かなり早めの予約をお勧めします。

詳しくは、こちら freenation.jp/bali/ をご覧下さい。


今まで、世界中いろんな所を旅してきて、いろんな場所に滞在して来た。

毎日違う場所の違う部屋で目覚めたりしたこともある。
最高の宿から最低の宿まで…。

旅したり、外国で生活するうちに、“こんなものがあったらいいな”とか、
“こんなことが出来たらいいのに”ということも多々あった。
より安全に快適に自由にその国を堪能できるように…。
そんな我々の我儘をかなり網羅して、リラックス空間を造ってみた。

朝、目覚めると、メイドの女の子達が朝食を運んでくれる。
波乗り好きなら、その日のいい波を探して車でそのままお出かけ。
観光やスパに行くのもいい。
家の中でのんびりするのもいい。
部屋を散らかして出かけても、帰ってくると綺麗に掃除してある。
コーヒーや紅茶を飲みたい時は、いつでもどうぞ。
メイドの女の子達が笑顔で運んでくれる。
“どこか行きたい”と思ったら、現地のコーディネーターが
あなたの要望に応じて、親切に対応してくれる。
夜はセキュリティーのおじさんがいるので安全。

この家は貴方しか入れないし、貴方の為の家です。
スタッフはすべて、あなたをオーナーのように扱います。

「神々の島」の生活を体感してみませんか?
「Gallery Villas <Pantaikarang>, Now is open!!

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